猫は人からインフルエンザにうつる?

August 25, 2014 • danielle

猫は人からインフルエンザにうつる?
人はインフルエンザを他人にうつすことを心配し、病気をうつしてしまうのを恐れて、回復するまで友人や家族と距離を置きがちです。しかし、休んでいる間にベッドで寄り添っている愛猫にも病気がうつる可能性があるのか、考える人はほとんどいません。 

鳥インフルエンザや豚インフルエンザのように、動物から人へ感染するインフルエンザには多くの注目が集まっています。インフルエンザのウイルス株は動物の集団内で進化し、種の壁を越えて人に感染することがあり、この過程は「人獣共通感染症」として知られています。しかし、「逆人獣共通感染」と呼ばれる、人から接触した動物へ病気が感染するケースも起こり得ます。

近年のインフルエンザ・パンデミック株であるH1N1ウイルスは、家畜に起源があります。H1N1ウイルスは人から動物へ感染することも明らかになっており、飼い主から感染した猫が発症したとの報告もあります。2009年、オレゴン州である女性が入院し、重症の感染症と診断されました。他の猫や環境、人に一度も接触したことのない室内飼いの愛猫は、飼い主からうつったH1N1感染による肺炎で亡くなりました。
 
2011年から2012年にかけての研究では、人から感染したとみられるH1N1にかかった猫がさらに13匹、犬が1匹確認されました。その後亡くなったペットのフェレット数匹についても、飼い主から感染したことが判明しています。これらの動物には、人のインフルエンザ患者と似た症状が見られました。呼吸が苦しくなり、食欲がなくなる症状が急速に現れたのです。Oregon State UniversityとIowa State Universityによる獣医学研究では、多くのインフルエンザ株で感染が起こり得ること、また多くの症例が診断されていないことが示唆されています。

この現象を過度に心配する必要はありません。つまり、可能性は比較的低いものの、愛猫があなたのインフルエンザに感染することはあり得るということです。体調を崩した際は、愛猫に触れる前に手を洗うなど、衛生管理を徹底しましょう。また、くしゃみや鼻水などの体調不良の兆候がないか、愛猫を観察してください。ほとんどの場合、インフルエンザは深刻な病気ではなく、あなたも愛猫もすぐに元気になるでしょう。 


 

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