猫と喘息

July 31, 2014 • jaime

猫と喘息

喘息の猫は、明らかに呼吸が苦しそうになります。動かなくなり、口を開けて呼吸し、空気を吸おうとして脇腹が上下する様子が見られることもあります。肺がうっ血し、粘液を咳き出すこともあります。呼吸時にゼーゼーという喘鳴が聞こえる場合もあります。喘息が重度の場合、酸素不足によって猫の歯ぐきやその他の粘膜が青くなることがあります。人の喘息と同様に、これらの症状は現れたり治まったりします。猫は喘息発作を起こしても、発作が終わると元気そうに見えることがあります。

 

アレルギーと喘息
アレルギーによる喘息は、ほかのペットと比べて猫に最も多く見られると、The Merck/Merial Manual for Pet Healthは報告しています。 これは通常、季節性の症状で、夏場や猫が屋外で過ごす時間が長い時期により重くなります。アレルゲンにさらされると、放出されたヒスタミンによって肺や気道が収縮し、猫は呼吸がしにくくなります。

 

慢性喘息

慢性喘息の猫は、一年を通して喘息の症状が見られます。慢性喘息では、アレルギー以外の要因でも発作が引き起こされます。運動やストレスが発作のきっかけになることもあります。慢性喘息の猫は、明らかな理由がなく呼吸困難になることもあります。通常、猫は生まれつきこの症状を持っており、子猫の時期または若い猫のうちに症状が現れます。シャム猫やヒマラヤン猫などのオリエンタル系の品種で最も多く見られ、遺伝性の場合もあります。高齢の成猫が突然、慢性喘息を発症することはまれです。

 

猫の喘息の診断 

アレルギーによる季節性喘息は、症状だけで比較的診断しやすい場合があります。冬の間や室内で過ごしているときに症状が軽減または見られなくなる場合は、臨床的に診断できることがあります。ただし、簡単には治まらず一年中続く症状については、獣医師が猫の呼吸の問題の原因を特定するために、さらに検査を行う必要があります。検査には、X線撮影、粘液の培養検査、内視鏡による気道や肺の観察などが含まれる場合があります。 

 

猫の喘息の治療

猫の喘息の原因がアレルギーである場合、アレルゲンを避けることが最善の予防策です。そのためには、猫を室内で飼う必要があるかもしれません。これで症状が改善しない場合、獣医師はプレドニゾンなどのコルチコステロイドや、気道を広げる効果がある人用の薬剤と似た吸入薬を処方することがあります。重度の急性発作では、獣医師の診療所で緊急治療が必要になる場合があります。

 

愛猫が喘息と診断された場合でも、適切に管理すれば、長く活発な生活を送ることができます。ただし、獣医師の助けを借りながら、愛猫の症状を管理する方法を学ぶ必要があります。喘息発作を予防する最善の方法と、実際に発作が起きた際の最適な対処法について、獣医師に相談しましょう。また、自宅で発作に対処できるか、緊急の獣医療を受けるために猫を連れて行くべきかを判断する方法についても、獣医師に尋ねてください。


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