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適切なしつけは、すべての犬にとって重要です。そして最終的には、飼い主がトレーナーの役割を担う必要があります。パピー教室や高額なトレーニングクラスにお金をかけても、プロのトレーナーが愛犬に教えた内容を飼い主自身が定着させなければなりません。そのフォローができなければ、愛犬はすぐに以前の習慣に戻ってしまい、トレーニングにかけた費用も無駄になってしまいます。
犬のしつけや、プロが行ったトレーニングの定着に取り組む際、飼い主が陥りがちなよくある間違いがあります。外部のトレーナーに依頼する場合でも、自分で愛犬と取り組む場合でも、こうした失敗によって、これまでの努力が台無しになることがあります。
早すぎる段階で期待しすぎる
早すぎる段階で大きな進歩を期待してしまうのは、飼い主によくある間違いの一つです。多くの飼い主がこの失敗をしてしまう理由はわかりやすいでしょう。私たちは毎日のようにテレビや映画で犬を目にしますが、そこに登場する犬たちはいつも完璧に振る舞っているように見えます。自分の愛犬にも同じようにできてほしいと思うのは、自然なことです。
ただし、映画やテレビで活躍する犬たちは、プロによる長年にわたる丁寧なトレーニングの成果であることを忘れないでください。片手間のトレーニングで、自分の愛犬が同じ芸を身につけたり、同じレベルでできるようになったりすることは期待できません。ですから、愛犬に少し余裕を持たせ、時間を与えましょう。まずは基本を身につけてから、より高度なトレーニングへと進んでいきます。
頑張りを褒めない
愛犬をしつけるうえで、成功の鍵となるのがポジティブな強化です。飼い主として、愛犬があなたを喜ばせようと一生懸命に取り組み、あなたが求めていることを理解しようとしている瞬間を見逃さないことが大切です。お願いしたことをやろうとする愛犬にご褒美をあげることは、成果につながる最良の方法の一つです。
愛犬をトレーニングするときは、いろいろなおやつを手元に用意しておきましょう。愛犬があなたの求めることを理解し、実行しようとしたら、すぐにご褒美をあげられるようにしておきます。結果が思いどおりに完璧でなくても、その挑戦を褒めてあげてください。こうしたポジティブな強化が、愛犬のやる気を保ち、前進を促します。
一貫しないメッセージを送る
これは特に大家族で起こりがちな大きな問題です。対応が一貫していないと、どれほど綿密なトレーニング計画でも崩れてしまい、愛犬の進歩が数週間、あるいは数か月も後戻りする可能性があります。
愛犬に人へ飛びつくのをやめさせたいなら、その行動を友人や家族が許してしまっては逆効果です。愛犬に何を身につけてほしいのかを明確にし、家族、友人、来客を含む全員が同じレベルのしつけを徹底することを理解しているようにしましょう。
こうしたよくある間違いを避けることは、愛犬がトレーニングを着実に進めるための最良の方法の一つです。犬は群れで暮らす動物であり、しっかりとしたリーダーシップを求めます。飼い主は群れのリーダーとなり、愛情やスキンシップとともに、一貫性と頼れる指導を示す必要があります。

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