愛犬を数時間でも家に残して出かけるのは心苦しいものですが、子犬にとってはつらい経験になることがあります。母犬や兄弟犬と離れた後、多くの犬は、たとえ短時間でもひとりになるたびに、飼い主も永遠に自分を置いていったのではないかと不安になります。この不安は、 吠える、遠吠えをする、鳴き続ける、息を荒くする、家具を引っかく、さらには家の中で排尿するといった行動として現れることがあります。近所の方を困らせるだけでなく、愛犬が家や持ち物に八つ当たりするようになると、時間の経過とともに大きな出費につながることもあります。問題が手に負えなくなり、生涯続く習慣になってしまわないよう、分離不安には早い段階で対処することが重要です。
運動
外出中も愛犬を落ち着いてリラックスさせるための最も効果的な方法のひとつは、実はとても簡単です。人と同じように、退屈した犬は、ゴミ箱の中身を家中に散らかしたり、体を執拗に噛んだり舐めたりするなど、不健全な行動で時間をつぶそうとします。出かける直前に、愛犬を公園へ長めの散歩やランニングに連れて行きましょう。ボール遊びやかくれんぼ、基本的なしつけの練習などを通して、体だけでなく頭も使わせるようにしてみてください。愛犬が十分に疲れていれば、留守中にぐっすり眠ってくれる可能性が高くなります。
気をそらす
食べ物が大好きな犬なら、おやつを詰めたおもちゃを与えることで、飼い主が家を出たことさえ気にならなくなるかもしれません。Kongなどの丈夫なおもちゃにピーナッツバターやパテを詰め、ひと晩冷凍庫に入れてみましょう。おやつを詰めて、犬が取り出すために工夫しなければならない専用のおもちゃも購入できます。外出時にテレビやラジオをつけておくと、不安そうな子犬を落ち着かせるのに役立つという飼い主さんもいます。また、家を出るたびに飼い主の声を録音したものを流してみるのもよいでしょう。

しつけ
あなたと家族が群れのリーダーであることを愛犬に理解させることで、犬は群れの一員としての生活に慣れ、自信を育むことができます。常に飼い主が主導権を握っていることを示すと、愛犬は神経質になりにくくなり、さまざまな状況を受け入れやすくなります。愛犬の悪い行動に注意を向けて報いることは絶対にしないでください。飼い主からの否定的な反応であっても、まったく反応がないよりは犬にとって望ましいものになってしまうためです。代わりに、愛犬が落ち着き、自分をコントロールできてから、褒めたり愛情を示したりするようにしましょう。
反応しない
家に出入りするときは、大げさに構ったり高い声で話しかけたりして、愛犬を興奮させすぎないようにしましょう。代わりに、愛犬に話しかけずにそのまま出かけ、帰宅後も落ち着くまで 反応しないようにします。愛犬がかまってほしいと求めてきたときに無視するのは難しいと感じる飼い主さんも多いでしょう。 それでも、そうすることで愛犬は自信があり、心身ともに健やかな成犬へと成長していきます。
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