白斑(はくはん)は、犬の被毛に珍しい模様を生じさせるまれな症状です。発症した犬では、本来は濃い色の被毛に白い斑点が現れたり、全体的に色が薄くなったりします。
「病気」に分類されますが、命に関わる症状ではありません。白斑のある動物は、色素が抜けた部分で日焼けしやすくなること以外に、痛みや健康上の問題を抱えることはありません。
症状は子犬の頃に初めて現れることもありますが、一般的にはより遅い時期に発症し、成犬になってから自然に白い斑点が現れます。
白斑の原因は、いまだ謎に包まれています。皮膚の色を決めるメラニンを抗体が誤って攻撃することが原因と考えられています。
遺伝的要因が強いため、この症状が「うつる」ことはありません。特定の血統に属する複数の動物に、この特徴的な色合いが見られることは珍しくありません。そのため、ジャーマン・シェパード、ロットワイラー、ベルジアン・シェパード、ゴールデン・レトリバー、シベリアン・ハスキー、オールド・イングリッシュ・シープドッグ、ダックスフンドなど、発症しやすい犬種もあります。ただし、あらゆる犬種で現れる可能性があります。
白斑はほかの動物種にも見られます。人間では、人口のおよそ1%がこの症状と診断されています。
原因が不明であるため、治療法はありません。しかし、理由はわかっていないものの、白斑の模様が現れたのと同じくらい早く、皮膚の色素が戻ることもあります。
症状の現れ方には個体差があります。一般的には、鼻や目の周辺から色素が抜け始めます。色素の脱失がその部分だけで止まる場合もあり、そのような犬は「スノーノーズ」と呼ばれます。一方で、全身が白くなるケースもあります。ときには網膜(眼球の内側)まで変色することがあります。
獣医師による視診で診断できますが、同様の色あせを引き起こすほかの皮膚感染症ではなく白斑によるものかを確認するため、皮膚掻爬検査が必要になることもあります。


コメント(2)
I know this article is older, but wanted to point out the greyhound in the middle photos does NOT have vitiligo. The greyhound is from a line of dogs that carries this "snowflake" color pattern. Perfectly healthy and normal.
So... having vitiligo means you aren't healthy or normal?
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