犬の認知症:見逃したくないサインとサポート方法

July 29, 2014 • danielle

犬の認知症:見逃したくないサインとサポート方法
現代の医療の進歩により、人間と同じように犬もこれまで以上に長生きするようになりました。そのため、以前よりも長い年月を、大切な愛犬と遊んだり寄り添ったりしながら過ごせるようになっています。しかし、寿命が延びた一方で、認知症などの認知機能障害を抱える犬も増えています。 
 
犬の認知症は、犬認知機能不全(Canine Cognitive Dysfunction:CCD)とも呼ばれ、加齢に伴う脳や脳内化学物質の変化が根本にあります。罹患した犬を対象とした研究では、アルツハイマー病の人に見られるものと似た脳病変がスキャン画像で確認されています。つまり、こうした脳の変化によって、犬の考え方、学び方、記憶の仕方に変化や衰えが生じるのです。

 
 
愛犬に次のような様子が見られる場合、認知症の可能性があります。
 
 

ただし、犬にこれらの行動が1つ、あるいは複数見られたとしても、必ずしも認知症とは限らないことに注意が必要です。年齢とともに聴力が低下し、指示が聞こえないために反応できなくなる犬もいます。また、若い頃と同じように排尿をコントロールできなくなり、行くべき場所が分からなくなったのではなく、失敗してしまうこともあります。
 
大切なシニア犬がCCDを患っているのか、それとも穏やかに年を重ねているだけなのかを判断するには、獣医師による診断が不可欠です。愛犬が認知症の場合、Aniprylという薬が多くのケースで非常に有効であることが示されています。また、オメガ3脂肪酸や抗酸化物質などのサプリメントやビタミンも、脳機能をサポートすることで役立つ場合があります。

 

ただし、どのような対策でも時間を完全に巻き戻すことはできません。高齢の愛犬が快適に暮らせるようにし、忍耐といたわりをもって接することが、あなたのもとで残りの日々を幸せに過ごせるよう支える最善の方法です。 

食事や運動の習慣をできるだけ一定に保ち、生活をシンプルにしましょう。また、愛犬の混乱を減らすため、家具や愛犬の身の回りにある物の配置を変えないようにしてください。

何よりも、一緒に過ごせる時間を大切にし、これまで示してくれた愛情と忠誠に、優しく愛情を込めて感謝を伝えましょう。

 
  • 以前はよく知っていた家の中や庭で、迷ったり方向感覚を失ったりするように見える
  • 以前は反応していた名前やしつけの指示に反応しなくなる
  • 目的もなく家の中を延々とうろつく
  • 新しい指示を覚えたり、新しい場所での移動方法を学んだりするのが難しくなる
  • 徐々に引きこもりがちになり、よく眠るようになる
  • トイレのしつけを忘れたように見え、失敗が増える
  • 家族を認識できなくなる
  • 明らかな理由もなく、絶えず吠える

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