猫は単独で行動する生き物で、ほかの動物や、ときには飼い主とさえ交流することを好まないというイメージがあります!
どんな動物の考えを理解するのも難しいことは周知の事実です(話せたらいいのに!)。しかし、動物行動の専門家によれば、行動から猫の気分をある程度推測することは可能です。では、それであなたの猫が本当にあなたを嫌っているかどうかわかるのでしょうか?
この考え自体をまったくばかげていると思う人もいれば、愛猫が自分の友達になりたくないのではと本気で心配する人もいるでしょう。現在、動物行動の専門家は、猫が飼い主を嫌うことはあり得ると考えています。
声を認識しても無関心
2013年7月にAnimal Cognition Journalで発表された研究では、猫は実際に飼い主の声を認識できることがわかりました。さらに、猫には飼い主の声と見知らぬ人の声を聞き分ける能力も見られました。声を認識できるなら、きっとあなたの猫はあなたを愛しているはず、と思うかもしれませんね? 残念ながら、大多数の猫は、飼い主の存在そのものに単に無関心であるため、飼い主の呼びかけを無視するのです!
体をこすりつけることと毛づくろい
猫が体をこすりつけてきたり、寄り添うのが大好きだったりするから自分は愛されていると信じている方は、考え直す時かもしれません。飼い主に体をこすりつける猫は、愛情を求めたり愛を示したりしているのではなく、家の中で自分の所有権を主張しているのです。猫があなたに体をこすりつけるとき、それは部屋にいるほかのみんなに「あなたは自分のものだ」と伝えているのです。
では、寄り添うことについてはどうでしょう? 英国リンカーン大学の研究者は、なでられることが一部の猫にとって実はストレスにつながる可能性があることを発見しました。この研究では、ほかの猫と暮らす猫のほうが落ち着いていられる可能性が高いことがわかりました。なでられたり寄り添われたりすることによるストレスが家のすべてのペットに分散され、多くの接触を避けられるためです。さらに、あなたと寄り添ったあとに猫が自分で毛づくろいしているのを見たことはありませんか? それは猫が体をきれいにし、体についた「人間のにおい」を落としているのです。
あなたの猫はあなたが嫌い
英国の獣医行動医学教授であるDaniel Millsは、多くの猫は単純に飼い主を好きではないことを発見しました。Millsは、ほとんどの猫が不安回避型の愛着スタイルを持つことを明らかにしました。犬や子どもは飼い主や親に対して「愛情」を抱き、そばにいると安心しますが、ほとんどの猫は同じような愛着を感じません。
多くの猫は、飼い主が部屋にいるかどうかなどまったく気にしません。実際、不安回避型の猫は、家でひとりでいるときよりも、あなたがそばにいるときのほうがストレスを感じます。飼い主の存在は、感情の安定を促すことも、生活の中で心を落ち着かせる存在になることもありません。
ただし、私たちはこれらの調査結果を完全には信じていません。なぜなら、とても愛情深く、人と一緒にいることに大きな喜びを感じているように見える猫を知っているからです。あるいは、とても演技が上手なだけかもしれませんが...
あなたはどう思いますか?
メイン画像のクレジット
コメント
まだコメントはありません。ぜひ最初のコメントをお寄せください。
コメントを残す