愛犬にキスさせても大丈夫?

July 15, 2016 • yunus

愛犬にキスさせても大丈夫?
犬のキスに対する反応は、大きく2つに分かれる傾向があります。帰宅するとすぐにかがみ込み、Fidoからよだれたっぷりのキスを浴びせてもらう人もいれば、ペットの唾液という考えそのものに嫌悪感を抱く人もいます。同じように、愛犬のキスによる健康上のリスクについても、研究の見解は一様ではありません。ペットの唾液には多くの寄生虫や細菌が潜んでいる可能性がある一方で、キスが免疫力を高め、アレルギーや喘息の予防にさえ役立つ可能性を示す研究もあります。
 
愛犬にどこまでキスをさせるかを決める際に覚えておきたいのは、昔からの言い伝えとは異なり、犬の口の中が人間の口の中より清潔というわけではないことです。愛犬が鼻を突っ込むものを考えれば、これはもっともな話です。ペットの口の中で増えているのは細菌だけではないかもしれません。鉤虫や回虫などの寄生虫も、なめることを通じて犬から人へうつる可能性があります。免疫力が低下している人、小さな子ども、高齢者は、感染症と戦う力が弱いため、特にペットのキスを避けることを検討したほうがよいでしょう。とはいえ、ペットの唾液によって私たちが触れる善玉菌の量が増え、人間の免疫システムを高める可能性があるとする研究もあります。また、犬の唾液には細菌の増殖を抑え、傷の治癒までの時間を短縮する可能性のある創傷治癒作用があるとする見解もあります。
 
なめることは服従や敬意のしるしである場合もありますが、愛犬からの過度なキスは何か問題があるサインかもしれません。過度になめる一般的な原因のひとつは、不安やストレスです。たとえば、引っ越しや新しい家族の同居などがきっかけになることがあります。病気やほかの健康上の問題でも行動が変わることがあるため、愛犬が突然なめ始めた場合は注意深く様子を見て、獣医師に相談してください。一方で、過度になめる行動が時間をかけて身についたものなら、顔の代わりにお気に入りのピーナッツバター入りKongを与えるなど、キスを抑えるための簡単な方法を試せます。また、基本的なしつけを通して、その行動を喜んでいないことをペットに伝えることもできます。子犬は年上の犬に対するなだめのしぐさとして顔や唇をなめるため、犬にとっては自然な行動であることを覚えておきましょう。だからこそ、問題になる前に、過度になめる習慣を早いうちから抑えることが大切です。愛犬からたっぷりキスを受けることを選ぶなら、定期的に駆虫を行い、年1回の獣医師による診察で見つかった寄生虫は必ず治療してください。

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