愛犬にマズルの着用を慣れさせることには、さまざまなメリットがあります。
マズルを使用する理由
社会化トレーニング:若い犬や新しく迎えた犬は、ほかの犬や人に予想外の反応をすることがあります。予防策としてマズルを着用すれば周囲の安全を守ることができ、愛犬をほかの犬や動物、子ども、人に慣れさせる際にも役立ちます。
偏見を持たれやすい犬種:正当な理由の有無にかかわらず、特定の犬種は攻撃的な行動と結び付けて見られることがあります。大型犬も同様で、性格に関係なく、不安を感じる人もいます。
攻撃的な行動:マズルは攻撃性に課題のある犬をトレーニングする際に役立ちますが、解決策そのものではありません。また、社会化不足、病気、痛み、恐怖によって、どんなに穏やかな犬でも攻撃的になる可能性があることを覚えておくことも大切です。犬は人の緊張やストレスを察知するのが得意で、それによって犬自身も不安やストレスを感じ、攻撃的になることがあります。
何でも口にする犬:散歩中に見つけたものを、危険なものであっても、何でも嗅いだり食べたりしたがる犬もいます。
グルーミングや動物病院での診察:犬はストレスを感じていたり、痛みや不快感があったりすると、うなって噛みつくことがあります。マズルは、犬が傷口を噛んだり舐めたりするのを防ぐのにも役立ちます。
マズルにはさまざまな種類があります。購入するマズルが愛犬の鼻先に合い、使用する状況に適していることを確認する必要があります。通気性が良く、犬がパンティングや水を飲むことができるバスケット型マズルが最も安全です。ワイヤー製およびプラスチック製のバスケット型マズルは、ほとんどの状況で推奨され、比較的長時間着用できます。

ワイヤー製バスケット型マズル
画像提供
犬の口を完全に閉じ、パンティングや水を飲むことができないほかの種類のマズルは、短時間のみ、監督下で、噛みつく危険がある緊急時に限って使用してください。画像提供

トレーニング
最初からマズルを着けたがる犬はいません。マズルに対して良い印象を持てるようにする必要があります。着用に慣れさせるには、時間と何度もの練習が必要です。
まずはマズルの匂いを嗅がせ、慣れさせましょう。ご褒美のおやつを使って、犬をマズルの中へ誘導すると効果的です。犬が鼻先をマズルに入れる必要があるよう、マズルの奥におやつを置きます。その後、ごく短時間からマズルを装着し、時間をかけて徐々に着用時間を延ばしていきましょう。ASPCAでは、マズルトレーニングについてより詳しい情報を紹介しています。
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