ペットの化学:オキシトシンのすべて

April 22, 2014 • zack

ペットの化学:オキシトシンのすべて

愛犬は、ただの忠実な家族の一員以上の存在だと感じたことはありませんか? 家の中の犬が、大きくて鈍くてよだれを垂らす動物というより、子どものように思えたことは? 安心してください。あなたは頭のおかしいペット好きではありません。まあ、そうかもしれませんが、そんなふうに感じるのはごく普通だという科学的なデータがあります。人間と親友である犬との絆を形づくる化学的な仕組みには、きっと予想もしなかった興味深く驚くべき事実が隠されています。

それはオキシトシンと呼ばれています。このちょっと不思議な化学物質は、親子の絆や社会的な認識力、共感性に関わっています。出産時や子どもの成長過程で脳内に放出されます。突然現れて夜を眠れなくし、あふれるほどの量のおむつ替えをさせる小さなやんちゃ者たちに対して、人間が愛情を抱けるようにしてくれる、進化がもたらした便利な仕組みです。産後うつに対する強力な対抗手段でもあります。

そして驚くことに、母親の愛情を生み出すのと同じ化学的な仕組みが、あなたと愛犬との間に生まれる感情にも大きな役割を果たしています。ウプサラ大学の優れたスウェーデン人科学者による最近の研究では、かわいい子犬とたった10分過ごすだけで、人間と犬の両方の脳内におけるオキシトシン濃度が大幅に上昇することが示されました!
 
実験用ラットでも同様の結果が得られており、オキシトシンは人間と動物のあらゆる絆に実際に関与している可能性があります。犬や猫を飼うことがどれほど心の癒やしになるかは、昔から知られていました。長寿、ストレスの軽減、そして全体的な健康状態の向上といった効果が、長年にわたって飼い主に見られてきました。しかし今、科学がようやく常識に追いつきつつあることで、私たちの最も強い感情の背後にある化学的な仕組みを知ることができるのです。 これは、愛犬のフィドからは予想もしなかったほどの興味深い発見かもしれません。

この研究がもたらす意味は非常に大きいものです。動物を用いたセラピーは以前から行われており、特に高齢者や病気・障害のある方々に素晴らしい効果を上げてきました。オキシトシンと、それが脳の化学的な仕組みや社会的な交流に果たす役割への理解が深まることで、こうしたセラピーの効果はいっそう高まるでしょう。

オキシトシン治療の効果が知られるようになった今、それが商品化され、何百万もの金額で売られるようになるのも時間の問題かもしれません。とはいえ、現時点では購入できるオキシトシンの錠剤はありません。そう考えると、犬を飼うことにはさらに前向きな意味が見えてきます。結局のところ、子犬を迎えるのに処方箋は必要ありませんし、社会的不安を解消し、周りの人とうまくつながれるように高額なセラピストに通うよりも、ずっと安く済みます。 

それまでは、医師からのおすすめです。子犬を1分間に40回、5分間なでて、朝になったら医師に電話してください。

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