オオカミや犬は、心身ともに健やかで幸せな生活を送るために群れに頼る社会的な動物であることは、すでによく知られています。群れで暮らすには、しっぽを振る、吠えるといった行動から、全般的なボディランゲージまで、さまざまな形のコミュニケーションが必要です。日本の科学者チームは最近、イヌ科の動物も目を使って互いにコミュニケーションを取っている可能性があることを発見しました。このチームは、野生のイヌ科動物(ハイイロオオカミ、フェネック、ヤブイヌ)が互いを見る頻度は同じである一方、ハイイロオオカミははるかに長い時間視線を向け続けることを発見しました。ハイイロオオカミは、遊びと攻撃を区別するために、さまざまな視線も使っていました。オオカミのようなイヌ科動物は目のコントラストがより強く、そのコントラストを頼りに、周囲を見回す際にほかの犬や人がどこを見ているかを判断していると考えられます。
視線と目の形の関連性を確かなものにするには、まださらなる研究が必要です。しかし、家庭犬が人間に自分の気分を伝えるために使う、よく知られた視線がすでにいくつかあります(時には間接的に)。家庭犬は、ある程度の範囲で目の形や大きさを変えることができます。さらに、視線の強さや向きも調整できます。愛犬は目を通して、気分の手がかりを与えてくれます。例えば、幸せな犬は普段どおりの目の形や大きさをしています。愛犬の目が普段は丸いのであれば、そのいつもの見た目は、その時点で愛犬が幸せでリラックスしていることを示しています。
一方、愛犬の目がいつもより大きく見える場合は、攻撃性のサインかもしれません。目が小さく見える場合は、通常、ストレスや恐怖のサインです。攻撃的な合図の一例として、犬が横目であなたを見つめることがあります。これは、おもちゃやフードボウルを積極的に守る準備ができていることを示すサインである場合が多いです。
しかし、緊張した表情で犬があなたをじっと直接見つめている場合は、別のメッセージを送っています。その犬は脅威を感じているか、攻撃的になっており、そのようなときにはゆっくりと視線をそらすのが最善です。視線をそらすことで、その動物に対して攻撃する意思がないことを示せ、状況を和らげる助けになります。
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